外壁塗装が終わって家がきれいになると、今度は塀の汚れが気になってきた…という経験はありませんか?
茅ヶ崎で外壁塗装を検討されている方に、ぜひ知っていただきたいことがあります。
それは、モルタル塀は外壁と同じように塗装できる、ということです。
外壁と一緒に塀も塗装することで、家全体に統一感が生まれて美しく仕上がります。
外壁塗装後に塀の汚れが気になる理由
外壁塗装が完了すると、家の印象がガラッと変わります。
新築のような美しい外壁を見て、多くの方が満足されるのですが、同時にあることに気づかれるんです。
きれいな外壁と汚れた塀のコントラスト
外壁が真っ白できれいになると、それまであまり気にならなかった塀の汚れや色あせが目立ってしまいます。
「せっかく外壁をきれいにしたのに、塀が古びて見える」という声をよく耳にします。
特に道路に面した塀は、通りからもよく見える場所です。
外壁はきれいなのに塀が汚れていると、家全体のバランスが悪く感じられてしまうこともあるんですね。
外壁塗装は塀メンテナンスの好機
外壁塗装を行うタイミングは、実は塀のメンテナンスを考える絶好の機会でもあります。
職人さんが来ている間に一緒に相談できますし、色の組み合わせも実際に見ながら決められます。
後から「やっぱり塀もきれいにしたい」と思っても、改めて業者を探して依頼するのは手間がかかります。
外壁塗装の計画段階で、塀の状態も一緒にチェックしておくと良いでしょう。
モルタル塀は塗装できる
モルタル塀の特徴
モルタル塀は、セメントと砂を混ぜた材料で仕上げられた塀のことです。
外壁と同じような素材なので、同じように塗装することができます。
モルタル塀は時間が経つと、ひび割れや汚れ、カビ・コケの発生などが見られるようになります。
茅ヶ崎のような海沿いの地域では、潮風の影響で汚れが付きやすい傾向もありますね。
モルタル塀の塗装方法
モルタル塀の塗装は、基本的に外壁塗装と同じ工程で行います。
まず高圧洗浄で汚れをしっかり落とし、ひび割れなどがあれば補修します。
その後、下塗り・中塗り・上塗りと、外壁と同様に3回塗りで仕上げていきます。
外壁に使う塗料と同じものを使えることが多いため、色を統一することも、アクセントカラーで変化をつけることもできます。
ツヤの加減も外壁と合わせることで、一体感のある仕上がりになるんです。
費用の考え方
モルタル塀の塗装費用は、面積によって変わります。
外壁塗装と同じく、塗装面積(㎡)×単価で計算されることが多いです。
ただし、外壁塗装と一緒に依頼することで、業者によっては多少費用を抑えた提案をしてくれることもあります。
見積もりの際に、塀の塗装も含めて相談してみると良いですね。
その他の外構メンテナンス
木製部分のメンテナンス
木製のフェンスやウッドデッキがある場合、これらも定期的なメンテナンスが必要です。
木材は紫外線や雨で劣化しやすく、放置すると腐食が進んでしまいます。
木部専用の塗料や保護剤を塗ることで、木材の劣化を遅らせることができます。
外壁塗装のタイミングで、木製部分の状態も確認してもらうと良いでしょう。
鉄部の錆び対策
門扉の一部や手すりなど、鉄製の部分がある場合は錆び対策が必要です。
錆びが出ている箇所は、ケレン作業(錆び落とし)をしてから錆止め塗料を塗り、その後に仕上げ塗装を行います。
ただし、アルミ製やスチール製の門扉・フェンスは、基本的に塗装しません。
これらは工場で焼付塗装されており、現場での塗装は適さないことが多いんです。
補修や交換が必要なケース
外構の状態によっては、塗装ではなく補修や交換が適切な場合もあります。
大きなひび割れや破損がある場合、塗装だけでは対応できないこともあるんですね。
外壁塗装の見積もり時に、外構の状態も一緒に診てもらい、塗装で対応できるのか、補修が必要なのかを確認しておくことをおすすめします。
塗装しない方が良い外構部位
外構すべてが塗装に適しているわけではありません。
塗装しない方が良い、または塗装できない部位もあります。
ブロック塀
コンクリートブロックを積み上げたブロック塀は、基本的に塗装しないことが多いです。
ブロック塀は表面に凹凸があり、水を吸い込みやすい構造になっています。
塗装しても剥がれやすく、かえってメンテナンスの手間が増えてしまうことがあるんですね。
ブロック塀の汚れが気になる場合は、高圧洗浄できれいにする方法もあります。
アルミ・スチール製の門扉やフェンス
アルミ製やスチール製の門扉、フェンスは、基本的に塗装しません。
これらは工場で特殊な焼付塗装が施されており、その塗装は現場での塗装よりもはるかに耐久性が高いんです。
無理に塗装すると、かえって見た目が悪くなったり、すぐに剥がれたりすることがあります。
劣化が目立つ場合は、塗装ではなく交換を検討した方が良いでしょう。
基礎と犬走り
建物の基礎部分や犬走り(建物周りの細いコンクリート通路)も、基本的に塗装は推奨されません。
基礎のコンクリートは、湿気を吸ったり放出したりする「呼吸」が必要です。
新築時から塗装仕上げの基礎なら塗り直してもOKですが、コンクリートのままの基礎に塗装すると、塗膜が膨れて剥がれやすくなります。
犬走りも地面に近く湿気の影響を受けやすいため、塗装してもすぐに剥がれてしまうことが多いんです。
傷んできた場合は、塗装ではなく補修工事で対応する方が適切でしょう。
外壁と一緒に塀を塗装するメリット
色の統一感が最大のメリット
外壁と塀を同時に塗装する最大のメリットは、色の統一感です。
外壁の色に合わせて塀の色を選ぶことで、家全体に調和が生まれます。
同じ色で統一すれば落ち着いた雰囲気に、アクセントカラーを使えば個性的な印象にと、デザインの幅も広がります。
実際の塗料を見ながら、外壁と塀の組み合わせを考えられるのも、同時施工ならではの利点ですね。
相談しやすいタイミング
外壁塗装で職人さんが来ているタイミングなら、塀のことも気軽に相談できます。
「この塀は塗装できますか?」「どんな色が合いますか?」と、その場で聞いて判断してもらえるのは助かりますよね。
また、細かい部分(ポスト周りや表札の周辺など)は、サービスで対応してもらえることもあります。
「ついでに」というレベルなら、追加費用なしで塗装してもらえる場合もあるんです。
メンテナンス履歴の管理
外壁と塀を同時にメンテナンスすると、次回の塗り替え時期も把握しやすくなります。
別々の時期に塗装していると、「外壁は◯年前、塀は△年前」と管理が複雑になってしまいます。
同じタイミングで塗装しておけば、「10年後にまた塗り替えを検討しよう」と、シンプルに計画できるんですね。
外壁塗装を検討される際は、ぜひ塀の状態にも目を向けてみてください。
モルタル塀であれば、外壁と同じように塗装できます。
外壁と塀を一緒に塗装することで、家全体に統一感が生まれ、美しい仕上がりになります。
茅ヶ崎での外壁塗装と塀の塗装は、ハーモニーホームにご相談ください。