外壁塗装の疑問解決ガイド|100の質問で不安解消【前編】

よくある質問

外壁塗装をご検討の際、「どの塗料を選べばいいの?」「費用はどのくらいかかるの?」「信頼できる業者の見分け方は?」など、数多くの疑問が浮かんでくることでしょう。

初めての外壁塗装では分からないことが多くて当然です。
適切な判断をするためには、正確な情報を得ることが大切になります。

この記事では、外壁塗装に関する100の疑問を前編・後編に分けて解説いたします。
前編では基本的な知識から業者選びまで、50の質問にお答えします。

基本知識・塗装の必要性について(Q1-Q10)

Q1. 外壁塗装はなぜ必要なのですか?

外壁塗装の主な目的は建物の保護です。
塗装は雨水や紫外線から外壁材を守り、建物全体の劣化を防ぐ重要な役割を担っています。
美観の維持も大切ですが、構造的な保護こそが最優先の目的といえるでしょう。

Q2. 外壁塗装をしないとどうなりますか?

外壁材の劣化が進行し、雨水の浸入により構造部分に影響を及ぼす可能性があります。
最終的には外壁の張り替えや構造部分の修繕が必要となり、塗装よりもはるかに高額な費用が発生することも考えられます。

Q3. 築年数が経っていますが、今からでも塗装できますか?

はい、可能です。
築20年、30年の家でも丁寧に診断し、最適な提案をいたします。
ただし、構造材の腐食が進んでいる場合は塗装以外の補修も必要になることがあります。
まずは無料診断をご利用ください。

Q4. 新築時の塗装と塗り替えでは何が違いますか?

新築時は下地が新しく処理も容易ですが、塗り替えでは既存塗膜の状態確認や下地補修が重要になります。
経年劣化による損傷の修復も必要になるため、より高度な技術が求められます。

Q5. サイディングボードも塗装が必要ですか?

はい、必要です。
サイディングも経年劣化します。
表面の塗膜が劣化すると防水性能が低下し、ボード自体が水を吸収して劣化する恐れがあります。
10-15年を目安に塗装メンテナンスをお勧めします。

Q6. モルタル外壁とサイディング外壁で塗装方法は変わりますか?

はい、大きく変わります。
モルタル外壁はひび割れに強い弾性塗料が適しており、サイディング外壁は目地のシーリング打ち替えが重要になります。
それぞれの特性に応じた適切な施工が必要です。

Q7. ALC外壁の塗装で注意すべき点は?

ALC外壁は吸水性が高いため、下塗りでしっかりと吸込みを止めることが重要です。
また、目地部分のシーリング処理も念入りに行う必要があります。
専門的な知識が必要な外壁材です。

Q8. 塗膜とは何ですか?

塗料が乾燥・硬化して形成される保護膜のことです。
この塗膜が外壁材を雨水や紫外線から保護する役割を果たします。
塗膜の劣化が塗り替え時期の判断基準となります。

Q9. 外壁塗装と屋根塗装は同時にやるべきですか?

はい、おすすめします。
足場代が一度で済むため費用節約になります。
別々に行うと足場代が2回かかってしまいます。
トータルコストを考えると同時施工がお得です。

Q10. 塗装以外にどんな工事が必要になることがありますか?

シーリング(コーキング)の打ち替え、軒天の補修、破風板の交換、雨樋の修理などが必要になる場合があります。
現地調査時に詳しくご説明いたします。

💡 専門家からのアドバイス外壁塗装の基本知識を理解しておくことで、業者との打ち合わせがスムーズになります。
分からない用語があっても遠慮せずに質問し、納得できるまで説明を求めることが大切です。

塗装時期・劣化症状の見極め方(Q11-Q20)

Q11. 外壁塗装の適切な時期はいつですか?

一般的には築10-15年、または前回塗装から10-15年が目安です。
ただし、使用されている塗料や立地条件により前後します。
チョーキング現象やひび割れなどの劣化症状が見られたら、塗装を検討する時期といえます。

Q12. チョーキング現象とは何ですか?

外壁を手で触った時に白い粉が付着する現象です。
塗料の樹脂成分が紫外線により分解され、顔料が粉状になって表面に現れます。
この症状が見られたら塗装時期のサインです。

Q13. 外壁のひび割れはどの程度で危険ですか?

ひび割れの幅が0.3mm以上になると雨水の浸入リスクが高まります。
細かなひび割れでも放置すると拡大する可能性があるため、早めの対処が望ましいでしょう。

Q14. 色あせは塗り替えのサインですか?

明らかに新築時と色が変わっている場合は塗膜の劣化が進行しています。
色あせと同時にチョーキングなど他の症状も現れることが多いため、総合的な判断が必要です。

Q15. カビや藻が生えている場合は?

湿気の多い環境や日当たりの悪い面でよく見られます。
軽度であれば高圧洗浄で除去し、防カビ・防藻性能のある塗料を使用することで改善できます。

Q16. 塗膜の剥がれを見つけたらすぐ塗装すべきですか?

はい、早めの対処をお勧めします。
剥がれた部分から雨水が浸入し、内部の劣化が進行する恐れがあります。
放置すると補修範囲が拡大し、費用も高くなります。

Q17. 鉄部のサビはどう対処すべきですか?

表面に浮いた錆であれば早期の対処で済みますが、深く進行した錆は部材交換が必要な場合もあります。
錆を発見したら早めにご相談ください。

Q18. シーリング(コーキング)の劣化とは?

目地部分のゴム状の材料が硬化・ひび割れすることです。
雨漏りの原因になるため、外壁塗装と同時に打ち替えをお勧めします。
通常5-10年で劣化します。

Q19. 茅ヶ崎の海風は外壁にどう影響しますか?

海に近い立地では塩分の影響で劣化が早まる可能性があります。
耐塩性に優れた塗料の選択や、こまめなメンテナンスが重要になります。

Q20. 自分で劣化状況をチェックできますか?

はい、ある程度可能です。
チョーキング、ひび割れ、色あせ、剥がれなどは目視や手触りで確認できます。
ただし、専門家による詳細な診断をお勧めします。
無料で診断いたしますのでお気軽にご相談ください。

塗料の種類と選び方(Q21-Q30)

Q21. どんな塗料を使用していますか?

ハーモニーホームではアステックペイントを主に使用しています。
シリコンREVO、フッ素REVO、無機ハイブリッドなど、建物の状況に応じて最適な塗料をご提案いたします。

Q22. アステックペイントとは何ですか?

オーストラリアの過酷な環境で生まれた高性能塗料です。
遮熱性・耐久性に優れ、日本でも高い評価を得ています。
茅ヶ崎のような海沿いの環境にも適しています。

Q23. シリコン塗料とフッ素塗料の違いは?

シリコン塗料は耐用年数13-16年、フッ素塗料は16-20年です。
フッ素は耐候性がより高く、長期間美観を保ちます。
価格はシリコンが40万円、フッ素が45万円(外壁のみ・税込)です。

Q24. 無機塗料のメリットは何ですか?

耐用年数20年以上で、紫外線や雨に非常に強く、汚れがつきにくい特徴があります。
ただし価格が高く60万円(外壁のみ・税込)となるため、コストパフォーマンスを考えるとシリコンやフッ素をお勧めすることが多いです。

Q25. どのグレードの塗料を選べばいいですか?

建物の状態や予算、メンテナンス頻度により異なります。
当社ではコストパフォーマンスに優れたシリコンREVOを一押ししています。
無料診断時に最適なプランをご提案いたします。

Q26. 高いグレードの塗料を選べば安心ですか?

高グレード塗料でも、塗装で保護できない箇所があります。
シーリングは5-10年で劣化し、建材そのものも徐々に劣化します。
一番耐用年数が短い箇所に合わせてメンテナンス計画を立てる必要があります。

Q27. 遮熱塗料の効果はどの程度ですか?

屋根表面温度を5-15度程度下げる効果があります。
室内温度への直接的な影響は少ないですが、表面温度が下がることで塗装面の温度差による劣化を抑え、紫外線から屋根材を守る効果があります。
当社では遮熱性能を持つ塗料を主にご提案しています。

Q28. 水性塗料と油性塗料はどちらがいいですか?

外壁は環境や臭いに配慮した水性塗料を主に使用しています。
屋根や付帯部は耐久性を重視して油性塗料をメインに使用します。
箇所に応じて最適な塗料を選定します。

Q29. 防カビ・防藻機能は必要ですか?

茅ヶ崎は湿度が高く、海に近い環境のため効果的です。
特に北面や樹木に近い部分では、カビや藻の発生を抑制する機能が有用です。

Q30. 塗料の色選びで注意すべき点は?

濃い色は紫外線の影響を受けやすく、退色しやすい傾向があります。
茅ヶ崎では海風の影響もあり、汚れが目立ちにくいグレーやベージュ系をお勧めすることが多いです。

📌 重要なポイント塗料選びは建物の立地環境や劣化状況、予算を総合的に判断することが大切です。
一概に「この塗料が最良」とは言えず、お客様の状況に応じた提案が重要になります。

費用・見積もりについて(Q31-Q40)

Q31. 外壁塗装の費用相場はどのくらいですか?

茅ヶ崎市での外壁塗装は95-110万円、外壁+屋根塗装セットは115-125万円程度が相場です。
当社ではシリコンプランで外壁40万円+屋根23万円の合計63万円(税込)でご提供しています。

Q32. なぜそんなに安いのですか?

代表が直接対応するため余分なコストを抑えています。
材料は一流メーカー品(アステックペイント)を使用し、品質には妥協していません。

Q33. 見積りは無料ですか?

はい、現地調査・お見積りは完全無料です。
しつこい営業は一切いたしませんので、お気軽にご相談ください。

Q34. 塗装の面積はどうやって計算しますか?

建物の図面がある場合は図面から算出しますが、ない場合は実測や経験値から算出します。
業者により計算方法が異なる場合があるため、見積もり内容をよく確認することが大切です。

Q35. 足場代はどのくらいかかりますか?

全体費用の15-20%程度を占めます。
建物の形状や立地条件により変動しますが、安全な施工には欠かせない費用です。
当社の見積りには足場代も含まれています。

Q36. 相見積もりは取るべきですか?

はい、おすすめします。
複数社で比較検討されることで適正価格や工事内容の違いが分かります。
当社も相見積もり大歓迎です。

Q37. 支払い方法は何がありますか?

現金、銀行振込に対応しております。
お客様のご都合に合わせてご相談ください。

Q38. 工事代金の支払いタイミングは?

完工時に一括でお支払いいただく形となります。
詳細は契約時にご説明いたします。

Q39. 火災保険は外壁塗装に使えますか?

台風や雹などの自然災害による損傷であれば、火災保険が適用される場合があります。
ただし経年劣化は対象外です。
保険会社への確認をお勧めします。

Q40. 見積りの有効期限はありますか?

原則として見積り後3ヶ月間有効です。
ただし、昨今の世界情勢の影響で塗料や屋根材などの資材価格が変動する場合があり、数ヶ月で数十%上がることもあるため、早めのご判断をお勧めします。

業者選び・契約について(Q41-Q50)

Q41. 良い塗装業者の見分け方は?

現地調査の丁寧さ、見積もりの詳細度、過去の施工実績、アフターフォローの充実度などが判断基準です。
契約を急かす業者は避け、十分な検討時間をもらえる業者を選びましょう。

Q42. 創業して間もない会社ですが大丈夫ですか?

現場経験豊富な代表が対応いたします。
新しい会社だからこそ、お客様との信頼関係を何より大切にしています。

Q43. どの工事でも代表が対応してくれますか?

塗装工事は基本的に代表が担当します。
専門的な工事は信頼できる専門業者と連携しますが、お客様対応から品質確認まで代表が責任を持って行います。

Q44. 下請けに工事を任せる場合は?

専門工事は協力業者と連携しますが、品質管理や進捗確認は必ず代表が行います。
お客様には安心して工事をお任せいただけます。

Q45. 保険への加入は確認すべきですか?

はい、重要です。
万が一の事故や損害に備えて、業者が適切な保険に加入していることを確認しましょう。
当社も適切な保険に加入しております。

Q46. 契約書で確認すべき点は?

工事内容の詳細、使用材料の仕様、工期、支払い条件、保証内容などを必ず確認しましょう。
口約束ではなく、すべて書面に記載されていることが重要です。

Q47. クーリングオフは適用されますか?

お客様の自宅で契約を交わした場合は、訪問販売として扱われ8日間のクーリングオフが適用されます。
電話でのお問い合わせ後でも、ご自宅での契約であれば対象となります。

Q48. 契約後のキャンセルは可能ですか?

クーリングオフ期間内(8日間)であれば無条件で解約可能です。
期間を過ぎた場合や、クーリングオフが適用されない条件での契約の場合は、工事着手前でも一定の解約料が発生する場合があります。
詳細は契約書で確認してください。

Q49. 工事の延期や中止はできますか?

やむを得ない事情がある場合は可能です。
ただし、工事の進捗状況により費用が発生する場合があります。
お早めにご相談ください。

Q50. 保証内容はどうなっていますか?

施工箇所・施工内容に応じて保証期間をご用意しています。
保証の詳細はお見積り時に書面でご説明いたします。

⚠️ 注意点業者選びは外壁塗装成功の重要な要素です。
技術力だけでなく、コミュニケーション能力やアフターフォローの姿勢も含めて総合的に判断することが、満足のいく結果につながります。

前編では外壁塗装の基本知識から業者選び、契約までの50の質問を解説しました。

後編では工事中の疑問やメンテナンス方法、トラブル対処法など、さらに実践的な50の質問にお答えします。

※本記事の情報は2025年12月時点のものです。
料金や制度は変更される場合がありますので、最新情報は直接お問い合わせください。

外壁塗装に関する疑問や不安がございましたら、専門家に相談することをお勧めします。
茅ヶ崎での外壁塗装・屋根塗装は、ハーモニーホームにお任せください。

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