1. 台風が過ぎたら、まず確認しておきたいこと
2. チェック1:外壁の傷やへこみ
3. チェック2:屋根瓦や屋根材のズレ
4. チェック3:雨樋の詰まりや破損
5. チェック4:天井や壁のシミ(雨漏りのサイン)
6. 工事中に台風が来た場合は
7. 気になる箇所が見つかったら
台風が過ぎたら、まず確認しておきたいこと
台風が過ぎ去ったあと、特に何も気にせずそのままにしている方も多いのではないでしょうか。
ただ、強い風や飛来物によって、気づかないうちに外壁や屋根に傷がついていることもあります。
台風の影響そのものは、普段の大雨の日と大きく変わらないことがほとんどです。
とはいえ、念のため家のまわりを一通り確認しておくと、小さな異変を早めに見つけられます。
チェック1:外壁の傷やへこみ
強風で飛ばされた枝や物が外壁にぶつかると、傷やへこみができることがあります。
特に道路や庭に面した面、隣家との距離が近い面は、飛来物が当たりやすい箇所です。
目立った傷がなくても、塗膜が薄く剥がれているような箇所がないか、あわせて見ておくと安心です。
チェック2:屋根瓦や屋根材のズレ
屋根は最も風の影響を受けやすい部位ですが、直接登っての点検は危険です。
地上から見て、瓦や屋根材が明らかにズレている、外れかけている箇所がないかを確認しましょう。
隣の家との位置関係によっては、道路など安全な場所から見える範囲で確認するだけでも十分です。
少しでも不安な箇所があれば、無理をせず専門業者に見てもらうことをおすすめします。
チェック3:雨樋の詰まりや破損
台風後は、雨樋に枝や葉っぱが詰まっていないかを確認しましょう。
強風で雨樋自体が歪んだり、金具が外れかけていたりすることもあります。
詰まりや破損に気づかないまま放置すると、次の大雨のときに雨水があふれて外壁を伝い、劣化につながることがあります。
チェック4:天井や壁のシミ(雨漏りのサイン)
室内側の確認も忘れずに行いたいポイントです。
天井や壁紙に、以前はなかったシミや変色がないかを確認しましょう。
外壁が原因の雨漏りは、普段の雨では問題がなくても、台風のような横殴りの強い風雨のときだけ発生することがあります。
なぜ「特定の条件のときだけ」起こるのか、いくつかの仕組みが関係しています。
風による押し込みと吸い込み
通常の雨は上から下に落ちるだけなので、少々のひび割れや目地の隙間があっても、雨水は表面を伝って流れ落ちるだけで済みます。
しかし台風のような強風を伴う雨は、横向きの圧力がかかった状態で外壁や目地に叩きつけられるため、普段は雨水が届かない隙間にまで押し込まれてしまいます。
さらに、強風が建物に当たると、風下側や隙間の周辺に「負圧」と呼ばれる吸い込む力が発生することがあります。
この負圧によって、わずかな隙間からでも雨水が室内側に引き込まれるように浸入するケースがあると言われています。
毛細管現象という目に見えない働き
専門的な話になりますが、雨漏りの原因として「毛細管現象(毛細管張力)」が関係している場合もあります。
これは、隙間の間隔が非常に狭いところに水があると、表面張力によって水が濡れていない方向へ引っ張られていく現象です。
サッシまわりの防水テープや透湿防水シートの継ぎ目にシワや圧着不足があると、目には見えないわずかな隙間から、この毛細管現象によって水が引き込まれることがあります。
コンクリートやモルタルの場合も、0.1ミリ以下という非常に細いひび割れであっても、毛細管現象によって水を吸い込んでしまうことがあるとされています。
サイディングの重なり部分での違い
サイディング外壁は、板と板を重ね合わせる「合いじゃくり」という構造でつながっています。
通常の雨であれば、この重なり部分に入った水は勢いが弱いため、サイディングの裏側を伝って下に流れ落ちるだけで済みます。
ところが横殴りの強い雨になると、水が勢いよく入り込み、サイディング裏を伝う間もなく、奥にある防水シートに直接叩きつけられる状態になります。
このとき防水シートに亀裂や傷があると、そこから躯体側に水が浸入してしまいます。台風の後になって初めて雨漏りに気づくケースが多いのは、こうした条件の違いが関係しています。
換気口からの吹き込み
軒天(屋根の裏側の天井部分)などに設けられている換気口も、注意したい箇所のひとつです。
通常は雨水が直接入り込まない向きに作られていますが、強風時には雨が巻き上げられるようにして換気口から吹き込んでしまうことがあります。
台風の直後にすぐ症状が出るとは限らず、数日〜数週間後に気づくケースもあります。
少しでも気になるシミを見つけたら、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。
外壁からの雨漏りの見分け方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
雨漏り発生!外壁原因の見分け方と対策|茅ヶ崎市の専門店が解説
台風後の点検で気になる箇所が見つかっても、ご自身で屋根に登って補修しようとするのは避けてください。
高所での作業は思わぬケガにつながることもあるため、無理をせず専門業者に確認してもらうと安心です。
工事中に台風が来た場合は
外壁塗装の工事中に台風が接近した場合の、足場まわりの対応については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
台風・強風シーズンの外壁塗装|工事中の安全対策と工期への影響
気になる箇所が見つかったら
今回ご紹介したポイントは、あくまでご自身で気づける範囲の目安です。
少しでも気になる箇所があれば、無理に判断せず、一度プロの目で見てもらうと安心です。
台風シーズンが来る前の点検については、こちらの記事もあわせてご覧ください。
台風シーズン前にやるべき外壁メンテナンス5つのチェックポイント
茅ヶ崎で外壁のことが気になる方は、天候や現場の状況をしっかり見ながら対応しますので、ハーモニーホームまで気軽にご相談いただければと思います。
